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【Ubuntu】 apt update時のGPGエラー対処

Ubuntu開発環境

Ubuntuでapt update時にGPGエラーが発生したときの対処方法の一例です。
別要因の場合があるかもしれませんが、この事象が起きたときは試してみると良いかもしれません。

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環境

Ubuntu16.04LTS

そもそもGPGって何?

GNU Privacy Guardの略で、Pretty Good Privacy (PGP) の別実装として、GPL に基づいた暗号化ソフトのこと。

発生した事象

sudo apt updateで更新時に以下のエラーが発生。

W: 署名照合中にエラーが発生しました。
リポジトリは更新されず、過去のインデックスファイルが使われます。
GPG エラー: http://packages.cloud.google.com/apt cloud-sdk-xenial InRelease: 公開鍵を利用できないため、
以下の署名は検証できませんでした: NO_PUBKEY 6A030B21BA07F4FB

原因の確認

以下コマンドで確認したところ、パブリックキーが期限切れのため更新できないというのが原因でした。

~$ apt-key list

pub 2048R/A7317B0F 2015-04-03 [期限切れ: 2018-04-02]
uid Google Cloud Packages Automatic Signing Key <gc-team@google.com>

対処方法

apt-key advコマンドで更新する

$ sudo apt-key adv --keyserver keyserver.ubuntu.com --recv-keys 6A030B21BA07F4FB

Executing: /tmp/tmp.6N0SLSM2Qd/gpg.1.sh --keyserver
keyserver.ubuntu.com
--recv-keys
6A030B21BA07F4FB
gpg: 鍵BA07F4FBをhkpからサーバkeyserver.ubuntu.comに要求
gpg: 鍵BA07F4FB: 公開鍵"Google Cloud Packages Automatic Signing Key <gc-team@google.com>"をインポートしました
gpg: 処理数の合計: 1
gpg: インポート: 1 (RSA: 1)

確認

再度apt-key listコマンドを実行。

~$ apt-key list
/etc/apt/trusted.gpg
--------------------
  :
  :
pub 2048R/A7317B0F 2015-04-03 [期限切れ: 2018-04-02]
uid Google Cloud Packages Automatic Signing Key <gc-team@google.com>
  :
  :
pub 2048R/BA07F4FB 2018-04-01 [有効期限: 2021-03-31]
uid Google Cloud Packages Automatic Signing Key <gc-team@google.com>
  :
  :

更新されました。というか、追加されました。
これで、再度sudo apt updateを実行。無事に更新できました。
以上です。

まとめ

apt update時に発生するGPGエラーの対処方法についてまとめました。

参考書籍

書籍でもう少し詳しく学びたい場合はこちらもどうぞ。筆者もかなり参考にさせてもらっています!

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